« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

2008年5月19日 (月)

NO.108 種蔵の棚田と板倉

私が最初に飛弾市宮川町の種蔵集落を訪れた時、急勾配の傾斜地に造成された棚田の美しさに圧倒されました。
またそこに点在する独特の板倉にも驚嘆しました。
役場で棚田の由来などの説明をお聞きして、先人の血と汗と涙の貴重な遺産である事を知りました。
晩秋の種蔵集落で朝霧に浮かぶ板倉のシルエットと立ち昇る不思議な香りは、いやが上にも郷愁をそそる重厚な趣でした。
板倉に使用してある木材は多分水に強い「栗の木」だと思われます。
集落のどの板倉も長い年月風雨にさらされて濃いグレーに美しく変色しています。
この種蔵集落の棚田と一種独特の板倉の姿を絵にして今月下旬に開催される「岐阜県美術展」に出展する事にいたしました。

アクリル 40号
3961

| | コメント (0)

2008年5月17日 (土)

NO.107 ハルキ棚と板倉

昨年 絵の仲間と岐阜県飛弾市神岡町森茂(山の村)へスケッチ旅行した時、デジカメで撮って来ていたものを今回40号のサイズでアクリルで描いてみました。
画題のハルキ棚と板倉は子供の頃からの見慣れた風景です。
懐かしさをかみ締めながら楽しんで描きました。
ハルキ棚とは薪を乾燥させる棚で台所、お風呂、室内の明かり、暖房 或いは囲炉裏の煮炊きに1年を通して使われ、農家の生活には欠かせないものでした(今は殆ど液化燃料に替わっています)
また板倉は雪が多いため独特の頑丈な構造で造られていて軒が深くて飛騨地方独特の建築様式といえます。
防水、防腐などの為に建物の外部に「べにがら(べんがら)」が塗布されていると思われますが、この色がまた落ち着きある味わいを感じさせます。
それに自動車、一輪車等と柱の太さを比較してみてください。柱は多分1尺角(30センチ角)位はあると思います。
私のお気に入りの風景で今月から始まる岐阜県美術展に出品する予定です。

アクリル 40号
3959_3

| | コメント (2)

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »