NO.108 種蔵の棚田と板倉
私が最初に飛弾市宮川町の種蔵集落を訪れた時、急勾配の傾斜地に造成された棚田の美しさに圧倒されました。
またそこに点在する独特の板倉にも驚嘆しました。
役場で棚田の由来などの説明をお聞きして、先人の血と汗と涙の貴重な遺産である事を知りました。
晩秋の種蔵集落で朝霧に浮かぶ板倉のシルエットと立ち昇る不思議な香りは、いやが上にも郷愁をそそる重厚な趣でした。
板倉に使用してある木材は多分水に強い「栗の木」だと思われます。
集落のどの板倉も長い年月風雨にさらされて濃いグレーに美しく変色しています。
この種蔵集落の棚田と一種独特の板倉の姿を絵にして今月下旬に開催される「岐阜県美術展」に出展する事にいたしました。
アクリル 40号
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